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― 2003年9月 ―

スイス リヒテンシュタイン 紀行
 今回はドイツ語圏制覇シリーズ(?)の締めくくりとして、スイス および リヒテンシュタイン を訪ねました。

似顔絵  いや〜良かったです、スイス。やっぱり観光資源としても「自然」に優るものはないということでしょうか。
 ただ、ヨーロッパは平年でも直射日光(紫外線)がキツいのに、今年は『100年に一度の夏』と言われたように9月に入っても暑い日が続き、 晴れた日はサングラスをしていても紫外線が黒目にツラかったです!旅の後半は目を真っ赤に充血させて、かなり異様な旅行者と思われていたのでは ないでしょうか(アル中とか)。。。(^^; 帰って来たら、日本の方が涼しかったです。


<スイス航空のエアバスの羽根>
 今回は家を出るところからやたら順調で、トラブルも何もなく出発ゲートに辿り着いたのですが、そこで思いもしない問題が発覚!! なんとコンタクトレンズの洗浄保存液をトランクに入れるのを忘れたんですねーっ!向こうで同じものを売っているとは考え難く、 その場で凍り付いてしまいました。
 結果的には、夜はミネラルウォーターにタンパク質除去剤(これは持って来た)を入れて保存し、何も問題なかったのですが、こういう ことってあるんですね〜。
 教訓: 荷造りするときは部屋を明るくしてやること。


<インターラーケン・オスト駅で電車待ち>

<ホテルの玄関(朝)>
 チューリヒ国際空港に到着後、そのまま電車で最初の滞在地グリンデルヴァルト(グリンデルワルト)へ移動。 ところが折りしも雨で、最初の電車が途中駅で予定外の停車。乗り継ぎの電車に辛うじて間に合ったものの、 その電車が今度はブレーキ故障。バスで振り替え輸送してようやくインターラーケン・オスト駅に辿り着きました。
 ところがグリンデルヴァルト行きの電車は出たばかりで、肌寒い中1時間待ち。
 結局ホテルに着いたのは22時過ぎでした。


<グリンデルヴァルト滞在中の写真はこの画像をクリックして下さい。>
 グリンデルヴァルトはアイガー・メンヒ・ユングフラウの三峰を中心とする地域(『ユングフラウ地区』)の観光拠点として 有名です。この村自体、伝統的に日本人観光客がとても多い村なのですが、そのことを差し引いても、どこへ行っても異邦人に 対する寛容さ・暖かみが感じられましたね。
 また、個人的にはドイツ語がかなり通じることが実感でき嬉しかったです。やっぱり日頃から努力していると効果は必ずあるものなんですねー。
 ともかく、『大自然のテーマパーク』と言ってしまうと陳腐に聞こえ嫌ですが、観光地としてこの地域に優るところは無いんじゃないかと 思うほど素晴らしかったです!
◇  ◇  ◇
 グリンデルヴァルトでエキサイティングな4日(4泊)を過ごした後、チューリヒへ移動です。


<チューリヒ到着>

<リンデンホフからの眺め>

<かなりごみごみしている市内>
 グリンデルヴァルトからチューリヒに来ると、人の量、車やトラムの行き交いが突然増えるので、これが同じ国かと本当にショックを受けます。
 横断歩道には基本的に信号機がありません。人が横断歩道を渡り始めると、初めて車が止まるのです。これで事故が起こらないのは奇跡です。
 おまけに方言がキツイ。ここで初めてスイスドイツ語(Schwyzerduetsch)の洗礼を受けました。何せ相手の言っていることが全く分かりません。 まるでイタリア語のようなイントネーションなのです。テレビをつけてもドイツの放送局以外の番組はその方言で喋っています。
◇  ◇  ◇
 グリンデルヴァルトとの余りの差に少なからず失望している時、ガイドブックで何気なく「スイスのデータ」欄を見ていると、自分がとんでもない勘違いをしていことに気が付きました。
首都:ベルン‥‥‥「チューリヒはスイスの首都ではない!!」
 今回、チューリヒを第二の滞在地に決めたのは、もちろん帰りの飛行機に確実に乗るためというのもあったのですが、個人的に海外旅行では首都は 外さないという原則を立てているためでもありました。ベルンに行かねばっ!
 かくして、その日の内にベルン行き(日帰り)決定。


<バラ公園から見たベルンの街並み>

<目抜き通りと時計塔>

<大聖堂の塔からの眺め>

<連邦議会議事堂>
 ベルンはチューリッヒでの失望を完全に補ってくれました。町全体がユネスコの世界文化遺産に登録されているだけ あって、中世の街並みとはこういうものだったんだ、といたく感銘を受けましたね。そこら辺でまだ三銃士が活躍していそうな。。。
◇  ◇  ◇
 さあ、ベルンの次はいよいよリヒテンシュタイン(ファドゥーツ 日帰り)です。


<オーストリア鉄道の列車(ウィーン行き)でリヒテンシュタインを目指します>

<ザルガンスでバスに乗り換え>

<リヒテンシュタイン・バス>

<ライン川(スイスとの国境)を越えた瞬間>
 リヒテンシュタインは噂通りの小さな国でした。でも人々は純朴な印象で、スイスにも言えることですが、 異邦人に温かく接する姿勢を非常に感じました。ただ、いわゆる観光スポットは少なく、ファドゥーツの市内も 割と近代的なこともあり、『ミニストップ観光』と言われるようにほとんど観光バスの休憩所、そしてせいぜい観光案内所で パスポートにハンコを押してもらうこと目当てで訪れる国になってしまっているのが残念に感じました。


<ファドゥーツ城の櫓>

<ファドゥーツ城>

<トリーゼンベルクから見たファドゥーツ>

<羊のおしり>
 ベルン、ファドゥーツを訪れた後改めてチューリヒを見直すと、慣れて来たのかようやく観光スポットを巡る気になって来ました。


<聖ペーター教会(大聖堂の塔から)>

<聖ペーター教会の内部>

<聖母聖堂>

<シャガールのステンドグラス>

<大聖堂>

<大聖堂の塔からの眺め>

<チューリッヒ湖の水上バス>

<水上バスからの眺め>
 以上、スイス / リヒテンシュタイン紀行でした。
 今回、スイスアルプスの雄大な自然を体験してしまったお陰で、私の中で観光に対する考えが少し変わってしまったかも知れません。 ヨーロッパに関して言えば、これまでメルヘンチックな街並みを見て、教会を覗き、塔にのぼるといったことで満足していたところが ありましたが、今はそれでは物足りなくなった気がします。
 もちろん、異文化の中に溶け込んで、そこで生活する人々の考えを知るということは、それ自体とても刺激的で興味深く、自然とは また違った魅力があるのですが、単純に観光という視点から見た場合、自分の国では絶対に体験できない自然というものは、 圧倒的に心を洗ってくれる力があるでしょう。


<右の飛行機で帰って来ました。>

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